解決事例

2026/06/05解決事例

(解決事例)破産・同時廃止(生活費のための借入れ)

N総合法律事務所、弁護士の首藤です。今回も解決事例を掲載いたします。

 

ご依頼者様は、ご両親の経営会社の下、雇用され業務に従事していました。

ところが東日本大震災の影響により会社経営が悪化し、家族経営ということもあり、給料が支払われないこともありました。この出来事がきっかけで、消費者金融から一時的なしのぎとして借り入れをしたのが多重債務の始まりでした。

その後も収入は安定せず、病気の治療や生活費を補うためクレジットカードを利用するなどして借り入れを増やしていきました。

そんな中、追い打ちをかけるように新型コロナウィルスの流行により、再度給料の未払いが続くことになり、返済もできなくなってしまいました。やがて、会社も破綻し、会社は別に破産手続きを行うことになりました。ご依頼者様も収入を得ようと努力しましたが、完済するには至らず、私に破産を依頼されました。

ご依頼者様が会社経営に参与しておらず、あくまでも従業員に過ぎなかったこと、依頼から4か月後に早期申立てができたことや借入総額が500万円未満であったため比較的少額(十分多額ですが…。)であったこと、何よりも免責不許可事由がなかったため、同時廃止になりました。そして、その後も特に支障はなく、免責許可が出ました。

早期の申立ては同時廃止の判断に影響を与える事情の1つと考えているので、考えどおりの結果となったように思います。ご依頼者様の心身の安定のためにも、申立てはできる限り早くすることを心がけています。また一つ、事件を解決することができました。

今回は、生活費補填目的の借り入れを理由とした多重債務において、同時廃止になった事例をご紹介しました。

 

 

 

 

 

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