解決事例

2025/08/07解決事例

(解決事例)破産・同時廃止

N総合法律事務所、弁護士の首藤です。引き続き、ご依頼者様からご了承いただいた解決事例を掲載いたします。

 

ご依頼者様は、離婚後、精神的不調により就労することができず、生活費を借り入れにより賄っていました。就労可能となった後も求職活動はスムーズにいかず、返済に支障が生じました。

また、就職後も、派遣切りに会うなどして収入が途絶える期間があり、借金は減りませんでした。他にも転居費用などの立替払いなどもあり、450万円程の借金がありました。

即日面接では、これまでの経緯や返済の努力、相続財産も含め換価可能な財産がないこと、本人の経済的更生の意欲などを説明し、同時廃止が相当であると主張しました。幸いにも裁判官の心証を得ることができたため、同時廃止となりました。その後も支障なく免責は確定しました。依頼から申立てまで6か月、免責確定まで4か月、併せて10か月で事件は終了しました。

 

離婚後、気持ちを切り替え心機一転で頑張ろうとしても、借金があるとうまくいきません。破産を選択し、借金がなくなったことで改めて心機一転し、頑張っていただければと思います。

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